給与から引かれる税金の種類 | コラム | 宮城県仙台市 八乙女駅【税理士 成田章太郎事務所】

給与所得者は、毎月の給与から税金が引かれます。
該当する税金や計算方法を知っておかなければ、給与計算の際にミスやトラブルの原因となるため注意が必要です。
そこで今回は、給与から引かれる税金の種類についてご紹介します。
▼給与から引かれる税金とは
■所得税
所得税は国に納める税金で、年間の総収入から必要経費や控除額を差し引いた課税所得に対して課されます。
税率は課税所得の金額によって段階的に上がり、給与所得者は毎月の給与から源泉徴収される方法で納付します。
源泉徴収とは、給与支払者が給与所得者の代わりに所得税を計算し、国に納付する仕組みです。
年末調整や確定申告を行うことで、源泉徴収された所得税と実際に納めるべき所得税との差額を調整します。
■住民税
住民税は都道府県や市町村に納める税金で、前年1月1日時点で住んでいた自治体に対して納めます。
所得に応じて課税される所得割と、一律に課税される均等割の2つからなります。
所得割は前年の所得に基づいて計算され、均等割は市町村と都道府県でそれぞれ固定額が決められているのが特徴です。
住民税も、毎月の給与から源泉徴収される方法で納付します。
▼まとめ
給与から引かれる税金は、所得税と住民税の2種類です。
計算方法や納税方法を把握し、申告や納付漏れがないように注意しましょう。
当事務所では、会計業務や給与計算などの管理業務をサポートいたします。
ベンチャー・スタートアップ企業向けにアウトソーシングも承っておりますので、財務や経営に関してお困りの際はぜひご相談ください。