個人事業主と法人の違いとは?
個人事業主として仕事をしていて、法人に移行するべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
では、個人事業主と法人にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、個人事業主と法人の違いについて詳しくご紹介します。
▼個人事業主と法人の違い
■起業の手続き
個人事業主が開業する際、税務署へ開業届を出すだけで手続きが完了します。
また、開業時の費用はかかりません。
一方法人を設立する場合は、会社を立ち上げるまでに多くの手続きや費用を用意する必要があります。
■税金のしくみ
個人事業主は、所得税・住民税・消費税・事業税などがかかります。
基本的に累進課税のため、所得が増えるにつれて税率も上がる仕組みです。
一方で法人は、法人税が課せられます。
法人税は、資本金の価格で税率が変わり、所得が多いほど節税効果が上がる仕組みです。
また赤字の場合、個人事業主は所得税や住民税がかかりません。
しかし法人は、赤字であっても法人住民税を支払う必要があります。
■社会的信用
個人事業主と比較すると法人は、社会的信用を得やすいです。
そのため、スムーズに取引先とやり取りを始められます。
また、法人は融資を受けやすいので、事業拡大がしやすいでしょう。
▼まとめ
個人事業主と法人の違いは、起業の手続き・税金のしくみ・社会的信用などです。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、検討したうえで決めましょう。
仙台の『税理士 成田章太郎事務所』では、起業のサポートを行っています。
何から始めたら良いかわからない場合も、お気軽にご相談ください。
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