相続税と贈与税の違いについて
「相続と贈与のどちらにも、高額の税が課される」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
相続税と贈与税には、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は相続税と贈与税の違いをまとめましたので、参考にしてみてください。
▼相続税と贈与税の違い
■財産を受け取る時期
相続税と贈与税では、財産を受け取る時期が違います。
贈与税は、生きている人から無償で財産を受け取った場合に課される税です。
一方の相続税は、亡くなった人から財産を相続した時に課税されます。
生きている人からもらうか、亡くなった人からもらうかの時期の違いによって、相続税と贈与税のどちらに該当するかが変わってきます。
■基礎控除額
一定金額以下の財産に対しては、税金が課されない仕組みを「基礎控除」と言います。
相続税と贈与税では基礎控除額に違いがあり、相続税の基礎控除額は「3,000万円+(法定相続人数×600万円)」です。
贈与税の基礎控除額は1年間に110万円で、110万円をオーバーすると超えた額に対して課税されます。
■税率
相続税と贈与税のどちらも、受け取る財産が多ければ多いほど税率は高くなっていきます。
相続税の税率は法定相続分に応じて決まり、1,000万円以下は10%です。
3,000万円以下の税率は15%にアップしますが、50万円の控除額があります。
贈与税には一般税率と特例税率の2つがあり、贈与を受けた相手との関係性で変化するのが特徴です。
18歳以上の人が直系尊属から財産を贈与された場合は、税率の低い特例税率が適用されます。
▼まとめ
相続税と贈与税では「財産を受け取る時期」「基礎控除額」「税率」に違いがあります。
高額の相続および贈与を受ける可能性がある方は、前もって税理士への相談を検討しましょう。
仙台の『税理士 成田章太郎事務所』では、相続にまつわる税の相談を承っております。
税に関する悩みを解決できるよう、しっかりとサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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