贈与税の申告を忘れたらどうなるの？ | コラム | 宮城県仙台市 八乙女駅【税理士 成田章太郎事務所】

多額の贈与を受けた時は、贈与税の申告を行わなければなりません。
しかし、贈与税の申告を忘れたらどうなるのでしょうか。
今回は、贈与税の申告を忘れたらどうなるのかについて、解説いたします。
▼贈与税の申告を忘れたらどうなる？
申告期限までに贈与税の申告を忘れると、罰則が課せられます。
罰則には4つの種類があり、申告の内容によって異なるのが特徴です。
▼4つの罰則とは
■無申告加算税
期限内の申告を忘れていた場合に課せられるのが、無申告加算税です。
忘れていたことに気づいた時点で自主的に申告すると、本来の税額に5%を掛けた税金で済みます。
税務署から税務調査の事前通知を受けてしまうと、50万円までは10%、50万円をこえた金額に対しては15%が課税されます。
■過少申告加算税
申告はしたものの、納税額が不足していた場合に課せられるのが、過少申告加算税です。
修正によって新たに納めることになった贈与税に対し、さらに10%が課せられます。
■重加算税
意図的に申告をしなかった時は、重加算税の対象です。
過少申告に該当する場合は35%が、無申告に対しては40%が課せられます。
■延滞税
贈与税の申告を忘れると納税の遅れが生じ、延滞税が課せられます。
そのため加算税に延滞税も加わって、より一層税の負担が重くなると言えるでしょう。
納税が遅れれば遅れるほど延滞税は増えていきますので、注意が必要です。
▼まとめ
贈与税の申告を忘れると、無申告加算税・過少申告加算税・重加算税・延滞税などが科されます。
いずれの場合も税負担が重くなることは避けられないので、申告を忘れないように注意しましょう。
税務に関するお悩みがございましたら、仙台の『税理士 成田章太郎事務所』までご相談ください。
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